夏が終わるころになると、慢性疲労の人が急増します。イルチブレインヨガで、この時期を健康に乗り切りましょう!
原因不明の疲れが続く「慢性疲労」。疲れはふつう、せいぜい数日でとれるものですが、慢性疲労になると疲れが数カ月も残ります。症状としては、疲れ以外に頭痛や腹痛、胸痛、筋肉・関節の痛みが出ることがあります。うつ症状や無気力感などのメンタルな不調を伴うこともあり、集中力や記憶力が低下し、仕事や勉強がはかどらなくなります。
慢性疲労の原因は、医学的に正確なことは分かっていません。過度のストレスや感染症のほか、うつ病、糖尿病、腎不全など他の病気で慢性疲労になる人もいます。いずれにせよ、慢性疲労になる人は、体の中のエネルギーが不足していると考えられます。まずは身体のバランスを取り戻し、体内を気エネルギーで満たすことが大事です。
イルチブレインヨガでは、慢性疲労を予防・改善するために、軽い運動を毎日行うことをおすすめしています。ムリのない範囲でウォーキングやストレッチを行い、深い呼吸で血液や気の流れを良くします。
このほか、足の親指と人差し指の根っこが交わる部分にある「湧泉のツボ」を叩くことも、疲労回復につながります。
<慢性疲労のチェックリスト>
あなたは今、慢性疲労ではありませんか?慢性疲労は、早めに気付くことも大切。以下のチェックリストのうち、5つ以上の症状が1か月以上続いていれば、慢性疲労の疑いがあります。
・十分休んでも疲れがとれない。
・寝起き時にだるさを感じる
・仕事の作業能力の低下
・記憶力や集中力の低下
・筋肉や関節が痛い
・原因不明の頭痛
・目の疲れ、充血
・運動した後に重い疲労感が1日以上続く
・食欲不振
・顔のシミや肌のパサつき
・倦怠感
・微熱や悪寒
・首や脇の下のリンパ節の痛み
・扁桃腺の腫れまたはのどの痛み
・不眠または睡眠過多
・軽い作業でも2時間以上疲れが残る。