ダイエットのキホンは、何といっても代謝のアップ。代謝とは、食べたものをエネルギーとして消費する活動で、代謝がよくできていると、太りにくくなります。代謝の中でもとりわけ大事なのが基礎代謝。何もせずじっとしていても、生命活動を保つために行われる基礎代謝は、人間の消費エネルギーの約7割を占めているとされます。
基礎代謝の半分近くは筋肉が担っており、筋肉量を増やすことが代謝アップのカギを握ります。特に体の内側にあるインナーマッスル(深層筋)は大事なポイント。私たちの筋肉は1キロあたり1日50キロカロリー程度を消費するといいますが、中でもインナーマッスルはエネルギーの消費が活発だとされます。インナーマッスルを増やせば、それだけ基礎代謝がぐんと上がるのです。身体を内側から支えるインナーマッスルを鍛えることは、整った身体のラインを形成することにも直結します。
ところが、春になると、基礎代謝がダウンしやすくなります。冬の間は、体温を高めようとするために、基礎代謝が上がるのに対して、春になって気温がだんだんと上昇してくると、基礎代謝が低下するのです。このため、春になったら冬よりも多く運動をして、筋肉をつけないと、脂肪が増えていきます。春こそ、ヨガなどのインナーマッスルを鍛える運動をして、代謝を高めるべきなのです。
イルチブレインヨガは、インナーマッスルを鍛え、血行を良くすることで基礎代謝を上げていくダイエット法として人気上昇中!